グァバ【バンジロウ・ばんじろう】

グァバ葉茶（Guava Leaf Tea）の基礎知識

グァバ (Psidium guajava) は熱帯〜亜熱帯で栽培されるフトモモ科の果樹。果実はジュースやジャムでお馴染みですが、若い葉を乾燥させて淹れるグァバ葉茶 は、沖縄やアジア諸国で古くから糖尿ケアや整腸に用いられてきました。香りは甘いウーロン茶に近く、わずかな渋みとすっきりした後味が特徴。カフェインゼロ。

主な成分と働き

分類	代表成分	期待される働き
ポリフェノール	クエルセチン / グァバ葉ポリフェノール (GvPP)	食後血糖の上昇抑制・抗酸化
タンニン	カテキン / エピカテキン	整腸・抗菌・口臭ケア
フラボノイド	ケンフェロール / ルテオリン	毛細血管保護・抗炎症
ビタミン	C / A	免疫・美肌サポート
ミネラル	カリウム / マグネシウム	むくみ対策・代謝補助

代表的な効能

食後血糖コントロール — ポリフェノールがα-グルコシダーゼを阻害し糖吸収をゆるやかに
整腸・下痢止め — タンニンが腸粘膜を引き締め、悪玉菌増殖を抑える
抗酸化・アンチエイジング — ビタミン C＋フラボノイドが細胞ストレスを軽減
口腔ケア — 抗菌タンニンで口臭・歯周トラブルをサポート

食品としての一般情報であり、医療行為を目的とするものではありません。

レビューで多かった声

項目	主なレビュー内容
香り・味	「ウーロン茶＋ほうじ茶のよう」「甘みがあり渋み少なめ」
体感	「食後の血糖値が安定」「お腹がスッキリ」「脂っこい食事後に良い」
飲み方	ティーバッグを沸騰水で 5 分／煮出し 10 分派が半々
ブレンド	ルイボス・どくだみ・黒豆茶で糖質＆デトックスブレンド
ネガティブ	「濃く煮出すと渋い」「飲み過ぎで便が固く感じた」

自家製グァバ葉茶の作り方

1. 収穫・下処理

無農薬の**若葉（光沢があり薄緑）**を 30〜40 枚摘む
ほこりを流水で洗い、キッチンペーパーで水気を拭く
えぐみを和らげる場合は 熱湯で 30 秒湯通し → 氷水に取る（任意）

2. 乾燥・焙煎

葉を 2〜3 cm に刻み、ザルに広げ 日陰で 3〜4 日 乾燥
香ばしさを追加するならフライパン弱火で 1〜2 分乾煎り

3. 保存

密閉瓶＋乾燥剤で冷暗所保存
風味は 約 1 年 持続

4. 抽出・煮出し方法

方法	茶葉量	水量	時間	風味
煮出し	8 g	1 L	弱火 10 分	コクと甘みが強い
急須	小さじ山盛り1 (約2 g)	250 mL	95 ℃ 4 分	マイルド
水出し	6 g	600 mL	冷蔵 6 h	渋み控えめで爽快

渋みが気になる場合は黒糖やレモングラスを加えるとまろやか。

飲用目安

糖質ケア：食事 15 分前〜食中に 1 杯（200 mL）
日常の健康維持：1 日 2〜3 杯（400〜600 mL）

副作用・注意点

ケース	注意点
低血糖症 / 糖尿病薬	食後血糖低下が重なる恐れ → 医師に相談
便秘傾向	タンニンで便が固くなることがある → 濃度を調整
妊娠・授乳	基本安全だが、初めは薄めで様子を見る
鉄欠乏	タンニンが鉄吸収を阻害 → 食間に飲むのがベター

まとめ

グァバ葉茶は イヌリン様ポリフェノールとタンニン で血糖・腸活・抗酸化をトリプルサポート。香りも飲みやすく、レビューでは「食後の定番」として高評価です。若葉収穫 → 日陰乾燥 → 軽煎り → 10 分煮出し を基本に、ホット／アイスで季節を問わず楽しみましょう。

健康茶名で検索

効能、効果で検索