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カキドオシ【垣通し・かきどおし】

カキドオシ【垣通し・かきどおし】

カキドオシ茶(垣通し茶/Ground Ivy Tea)の基礎知識

カキドオシ (Glechoma hederacea var. grandis) はシソ科のつる性多年草で、庭の垣根を通り抜けて繁茂することから「垣通し」と呼ばれます。日本の民間薬では“腎臓の草”とも言われ、利尿やむくみ、糖尿ケアに重宝されてきました。乾燥した全草を煎じる カキドオシ茶 は、ミントと緑茶を混ぜたような爽やかな香りとわずかな甘みが特徴。ノンカフェインです。


主な成分と働き

分類 代表成分 期待される働き
精油 リモネン/α-ピネン 芳香リラックス・抗菌
フラボノイド ルテオリン/アピゲニン 抗酸化・抗炎症
フェノール酸 ロスマリン酸 抗アレルギー・抗菌
イリドイド配糖体 ハルパゴシド 代謝サポート・鎮痛
ミネラル カリウム/カルシウム 電解質バランス・利尿

代表的な効能

  • むくみ・利尿サポート — カリウムとイリドイドが余分な水分排出を促進
  • 血糖・代謝ケア — 伝統的に“糖尿の草”とされ、食後血糖上昇をゆるやかに
  • 抗酸化・アレルギー緩和 — フラボノイドとロスマリン酸が活性酸素を抑え、花粉症シーズンをサポート
  • リラックス — 清涼感ある精油で頭をスッキリ、集中力もアップ

食品としての参考情報です。医療行為を目的とするものではありません。


レビューで多かった声

項目 主なレビュー内容
香り・味 「ミント+緑茶で爽やか」「ほのかに甘い」「渋みが少ない」
体感 「足のむくみがスッキリ」「花粉のムズムズが軽減」「食後に飲むとダルさが少ない」
飲み方 ティーバッグを急須で 3 分/煮出し 10 分 → 冷やしてアイスが人気
ブレンド レモングラス・黒豆茶・桑の葉茶との組み合わせが好評
ネガティブ 「煮出し過ぎで苦味」「飲み過ぎると利尿が強い」

自家製カキドオシ茶の作り方

1. 収穫・下処理

  1. 若い全草(4〜6 月頃) を 30〜40 本採取(花が咲き始める直前が香り最良)
  2. 土や虫を除き流水で軽く洗う
  3. キッチンペーパーで水気を拭き、5 cm 前後にハサミでカット

2. 乾燥・焙煎

  • ザルに薄く広げて 日陰で 3〜4 日 乾燥(触ってパリパリが目安)
  • 香ばしさを追加する場合はフライパン弱火で 1〜2 分乾煎り(焦げ注意)

3. 保存

  • 乾燥した茶葉を密閉瓶+乾燥剤で冷暗所保存
  • 風味は 約 1 年 維持

4. 抽出・煮出し方法

方法 茶葉量 水量 時間 風味
煮出し 6–8 g 1 L 弱火 10 分 清涼感とコク
急須 小さじ山盛り1 (約2 g) 250 mL 90 ℃ 3 分 マイルドで飲みやすい
水出し 5 g 600 mL 冷蔵 6 h 渋み少なく爽快

ミント感を強めたい場合はペパーミント 1:1 でブレンドすると◎


飲用目安

  • むくみ・日常ケア:1 日 2〜3 杯(400〜600 mL)
  • 花粉・アレルギー対策:シーズン中は毎食後に 1 杯ずつ

副作用・注意点

ケース 注意点
低血圧 利尿+血管拡張でめまいの恐れ → 濃度を下げる
妊娠中 子宮収縮の報告は少ないが安全性データ不足 → 過量を避ける
腎疾患 カリウム負荷に注意し医師に相談
アレルギー シソ科アレルギーがある場合は慎重に

まとめ

カキドオシ茶は フラボノイド×ロスマリン酸 による爽快な抗酸化・利尿パワーで、むくみ・花粉シーズン・血糖ケアに役立つ野草茶。レビューでも「香り良く続けやすい」と高評価です。若い全草を収穫 → 日陰乾燥 → 軽焙煎 が自家製のポイント。体質や目的に合わせて適量を楽しみ、毎日のセルフケアに取り入れてみましょう。

詳細情報

  • 学名: Glechoma hederacea subsp. grandis
  • 科: シソ科 つる性多年草
  • 開花時期: 4~5月

効果

  • 血行促進・改善: 説明なし
  • 腎臓機能促進: 説明なし
  • 糖尿病の予防: 説明なし

成分

  • カリウム: 細胞内の主要電解質として浸透圧と体液バランスを調整。
    余分なナトリウム排泄を促し、高血圧やむくみ・不整脈を防ぐ。
    不足は筋力低下・脱力感、腎障害時の過剰は高カリウム血症に注意。
  • カルシウム: 骨・歯の主成分で、筋収縮・神経伝達・血液凝固にも不可欠。
    十分な摂取は骨粗鬆症予防と精神安定、血圧調整に役立つ。
    慢性的不足は骨量減少、急激な欠乏はテタニーや不整脈を招く。
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