ツリガネニンジン【釣り鐘人参・つりがねにんじん】

ツリガネニンジン（釣り鐘人参）は、キキョウ科に属する多年草で、学名はAdenophora triphylla var. japonicaです。日本では8月から10月にかけて釣鐘型の青紫色の花を咲かせ、山野に自生することで知られています。別名「トトキ」「ツリガネソウ」とも呼ばれ、古くから薬草や食材として利用されてきました。

薬草としての利用 ツリガネニンジンの根は「シャジン」（沙参）という生薬名で知られ、痰や咳に効果があるとされています。一年中採取でき、根を日干しにして保存します。