【認知症】 認知症(痴呆症)とはもともと正常だった脳がいろいろな原因の障害を受け知能が低下した状態のこと。厚生労働省の研究会によると、2025年にはなんらかの介護・支援を必要とする認知症の高齢者は323万人に達すると推測している。
【認知症の症状】 1、知能力の低下 ・健忘・・・脳の機能障害で記憶を失い物忘れがひどくなった状態。 ・見当識障害・・・時間、空間、環境、他者と自分との関係性や自分 に関する情報などを認識する機能が低下している状態。 ・思考障害・・・理解力や計算能力などの思考力が低下した状態。 ・認知障害・・・物事を判断する能力の低下した状態。
2、精神的な症状・・・不眠、幻覚、妄想、夜間せん妄、抑うつなど 3、認知症の行動的障害・・・徘徊する、不眠、暴力を振るう、異物を 食べるなどの行動を起こすことがある。 4、認知症が悪化すると日常の基本的な生活すらできなくなります。(食事、入浴、排泄、着替えなどが困難になりケア・介護が必要に なります。)
【認知症の原因について】 原因となる疾患は多数ありますが、その中には予防が可能なものもあります。 1、脳血管性認知症・・・脳の毛細血管の脳出血や脳梗塞など40~50才代の比較的若い年齢でも脳の微小な毛細血管が詰まってしまっている人が多くなっています。(本人はそのことに気づいていない場合がほとんどですが、高齢者(老人)になると認知症になる確率は高くなります。) 2、変性性認知症・・・脳細胞が変性したり消失して脳が委縮すること。 アルツハイマー病、パーキンソン病など 3、感染性認知症・・・ヤコブ病、BSE(狂牛病)など 4、慢性硬膜下血腫、正常圧水頭症、甲状腺機能低下症など
【認知症の予防と対策】 認知症の予防と対策に有効な生活環境について 1、食生活を改善すること。 ・野菜や果物、魚料理を中心とした食事内容にすること。 ・納豆や味噌などの植物性の良質なタンパク質を摂取すること。 2、毎日、適度な運動を行うこと。 ・散歩などで外の景色を見ながらゆっくりと歩くこと。 3、毎日、リラックスした状態で頭を使うこと。 ・頭を使う趣味、ゲーム、遊びを通じて脳を使うこと。昔から頭は使 わないと錆びると言われています。脳の柔軟体操が必要です。
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